朝霞市のO様邸です。

外壁と屋根のご依頼をいただきました。

 

築16年ほどでそろそろ塗装をしなくては、と思っていたところ、台風で雨漏りがご連絡のきっかけとなったとのことでした。

O様のように、昨年の台風や大雨に悩まされた方は少ないかと思います。 経年の劣化だけでなく、こうした風や雨による劣化も建物は避けて通れません。

メンテナンスをしっかり行って、雨風に備えましょう。

 

施工前の写真です。

壁の至る所にクラック（ひび割れ）がありました。

クラックがあると美観も良くありませんし、壁の劣化を早める原因となります。

通常、壁に含まれる水分は1.3％前後と言われていますが、O様邸は2.4％と基準をはるかに超えています。このことから壁に水がしみすぎていることが分かります。

そして、壁を触るとチョーキングも見られます。手に付着した白い粉は壁の塗膜が劣化した表れです。

 

150キロもの圧力のある水流を噴射して、外壁や屋根にこびり付いた長年の汚れをしっかりと洗い流します。

塗装面をきれいにすることで、塗料の密着性が高まり、塗料本来の性能を引き出すことにもつながります。

 

下塗り1回目に浸透性のシーラーを塗り、弱った下地を強化します。 下塗り2回目に微弾性のフィラーを塗り、下地を弱らせている細かいひび割れをカバーします。 塗膜に弾性を持たせるはたらきがあるので、万が一新たにヘアクラックが発生しても、塗膜が追従して上塗りの塗膜表面にクラックを発生させにくくしてくれます。

中塗り・上塗りにはハイパーユメロックを使用しました。 ハイパーユメロックは特殊シリコン成分配合で、耐候性・低汚染性にすぐれた塗料です。また、防藻・防カビ機能により、長期にわたって清潔な住環境を維持します。

 

屋根の下塗りももちろん2回。 1回目に浸透性のシーラーをたっぷり塗り、強い下地を作ります。 また、シーラーには塗料の密着性を高める効果や塗料の吸い込みムラを止めて塗装ムラを防ぐ役割もあります。

一回目と二回目の間にタスペーサー工法による縁切りを行います。 タスペーサーを決められた位置に挿入し、屋根裏の通気性を保つことで毛細管現象の発生を防止し、下地の腐食、雨漏りなどのトラブルを回避します。

下塗り2回目を塗布します。 素地の目止め効果が高いので、細かいクラックや凹凸が埋まって滑らかな塗装面が形成され、上塗り塗料のノリが良くなります。

 

外壁塗装や屋根塗装だけでなく、他の場所も塗装を行います。 壁や屋根だけでなく細部にまで作業を施します。
ケレンというのはサビや汚れを落とす作業です。 この作業を行うことで、塗料の密着性が高まり、塗装がきれいに仕上がります。 鉄部には錆止めで下塗りをし、錆の発生を防止します。

 

完了です。
外壁は綺麗によみがえり、至る所にあったクラックもなくなりました。

屋根もご覧の通り綺麗になりました。

これからもO様邸は生活を安全に守ってくれることと思います。

埼玉県朝霞市　O様邸仕様
屋根塗装	ハイパーユメロック(05-20B)
外壁塗装	ハイパーユメロック(15-90B)
参考価格	約140万円（税込）

 

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