川越市のM様邸は築１２～１３年のお宅で、初めてのお塗替えです。

お問い合わせをいただいた際に詳しくお話を伺うと、2年ほど前、M様邸のご近所で弊社が施工したことを覚えていてくださっていて、ご連絡をくださいました。

 

2年たった今でも綺麗であったことから弊社にお願いをしてくださいました。

 

M様ありがとうございます！

 

施工前のM様邸です。遠くから見るとあまり痛みはなさそうですが、屋根の瓦にはヒビが見られ、目地も剥がれやヒビが見受けられます。白い壁からはチョーキング現象がはっきりと表れ、手にしっかりと白い粉がついていますし、軒天の汚れています。

 

屋根の瓦の割れは屋根に上らずともM様は気づかれていた様子で、お問い合わせをいただいた時から割れているのが気になっているとお話をいただいておりました。

雨からお家を守るための屋根が割れているのが見えるのはとても心配で不安になりますよね。

M様のご不安を解消できるように、弊社も誠心誠意施工をさせて頂きたいと思います。

 

 

 

目地を打ち換えていきます。

カッターでサイディング目地の際に切り込みを入れ、既存のコーキングを剥がします。それから、はみ出たコーキング剤が外壁のサイディングを汚さないようにマスキングテープを張り、コーキングを注入する箇所のサイディング側にプライマーを塗布します。コーキング剤は空気が入らないように注入し、刷毛で均します。

コーキングを打ち換えるだけでも工程がたくさんあります。一つ一つ職人は手を抜かずに作業をしていきます。

 

外壁塗装の下塗りをしていきます。1回目に使用するのはシーラーです。シーラーは既存塗膜と新たに塗る塗料との付着性を高めることを目的としています。また、上塗り塗料の吸い込みムラを止めて、塗装ムラを防ぐこともできるのです。

2回目は1回目とは異なり、表面を整える役割を持ちます。凸凹をカバーし、上塗り塗料のノリが良くなります。

下塗りは1回目2回目ともに完成した後は見えなくなってしまいます。しかし、下塗りを丁寧に行うことが上塗りの出来に繋がってくるのです。

 

上塗りの前に補修を行い、タスペーサーを挿入します。タスペーサーとはスレート屋根の塗り替え時に欠かせない作業です。タスペーサーの挿入(縁切り作業)をおこなわずに塗料を塗り重ねてしまうと、スレートとスレートの間に塗料が入り、接着されたような状態になってしまいます。すると、毛細管現象によって吸い上げられた水分が排出できなくなり、下地の腐朽や雨漏りを引き起こしてしまう可能性があります。

タスペーサー工法は見た目にも作業をおこなったことがひと目でわかるので安心です。

 

下塗りと補修が終わったら、上塗りを進めていきます。上塗りは2回、しっかり行います。使用しているのはロックペイントのハイパーユメロックです。下地をきれいに調整しているので、ムラ無くきれいに塗られています。

上塗りの1回目(写真では中塗りと記載と2回目の間にはしっかりとインターバルを挟みます。インターバルを取らないと、塗料の性能が十分に発揮できず、耐久性が落ち、早期に塗膜の剥がれやふくれなどを引き起こしてしまうのです。今回もしっかりインターバルを置いて上塗りを行いました。

 

外壁も屋根と同様に下塗りを2回していきます。今回は一階と二階で違う色を塗装していきますが、下塗りまでは同じ材料を使用し、同じように作業していきます。たとえ同じ作業といえども、もちろん、手抜きは致しません。しっかりと土台を整えていきます

灰色っぽい色は1階、白っぽい色は2階です。こちらも下塗りをしっかりとしているので、ムラ無くきれいに塗装されていきます。使用したのはハイパービルロックセラです。ハイパービルロックは超低汚染、高耐久性、環境対応と多機能を謳った塗料です。

ハイパービルロックセラの特長は、

1,超低汚染性（独自のロングセルフクリーニング技術） 2,高耐候性（劣化要因から建物を守ります。） 3,仕上がりにすぐれる（光沢が良く、上質な仕上がり） 4,防藻・防カビ性（薬剤の包剤効果） 5,塗装作業性（抜群の塗りごこち！）です。

M様邸を長くきれいに守ってくれるよう、丁寧に作業を致します

 

現場調査の際、汚れが目立っていた軒天も汚れを落とし塗装をしていきます。壁や屋根だけでなく、細かいところまできれいにすることで、見栄えは大きく変わります。

 

完成です！

シックでスタイリッシュな外観へと生まれ変わりました。

お色も気に入っていただき、大満足とのお言葉も頂戴しました！

M様、ありがとうございました！

埼玉県川越市　M様邸
屋根塗装	ハイパーユメロック(19-30A)
外壁塗装	ハイパービルロックセラ(1階：19-30A、2階：25-90B)
参考価格	約135万円