外壁塗装コラム
なぜクレーム工事が起きるのか?
クレーム工事が起こる原因は大きく分けて2つあると思います。
1つは、塗装工事を受注する会社の営業マンには素人が多いということです。
実は、私は有名メーカーやリフォーム会社の不良施工を何度か見てきました。
皆様の知っているあの大手企業などもです。
家全体が膨れてしまい、壁に空気が入ってしまっていたのです。
これは塗料と下地の不具合からです。
これは、元請けの有名メーカーの責任が大きいにも関わらず、
結局責任は取っていただけなかったようです。
もちろん、施工した下請け業者もこのことを知らないで塗ってしまったのでしょう。
塗装とは、簡単なようで知識がないと扱えないものです。
2つ目は、「業者の選択」でお話した、
目に見える工事費と目に見えない工事費の割合からになります。
大手などは下請け業者を使っていると思いますが、
この下請け業者は価格競争でしか生き残れません。
親会社の言いなりの金額で受けることが多いので、
減価割れしていたとしても生活するためには受けるしかないのです。
ですから、丁寧な仕事どころか、
如何にして内容を抜くかを考えている業者も少なくないのです。
私が問屋さんから聞いた話ですが、
大手リフォーム業者は考えられないような値段で下請け業者に仕事をやらせているようです。
この会社は以前お客様からのクレームの多さに、
下請け業者を厳しく抑えつけているそうです。
内容は手抜きをしないように、
外壁や屋根に使う缶の数を指定し、その数量を塗らなければいけないということ。
しかもその缶は現場に置き、監督が確認するようにしたそうです。
しかし、下請け業者も素直に全部塗りません。殆どの塗料は捨ててしまうという話。
ありえない話です。クレームが起こって当たり前です。
支配的な業者には、真摯さのない下請け業者が付いてきます。
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アステックペイントに関するクレームについて
アステックペイントの塗料自体というより、アステックペイントを施工したことによるクレームの可能性があります。
アステックは伸縮性がある、つまり建物の揺れやベースの壁にヒビ割れが起きても塗膜が伸び縮みして追従するため、漏水をストップすることができます。
防水塗料としても優れている点です。
しかし、それだけに施工が難しく、技術の無い業者が施工すると伸縮性どころか塗膜自体に問題が発生してクレームとなってしまうのです。
具体的に言えば壁に空気が入ってしまっているまま塗装してしまい、
日光で膨張した空気が塗膜を膨れさせてしまうという事例。
下地の外壁とアステックの特徴を理解していないと起こる施工不良です。
私が診断した現場でアステックと同様の弾性塗料を使って施工されたお家がありましたが、塗膜が膨れてしまう施工不良を発見したことがあります。それは大手ハウスメーカーのお家でしたがメーカーは施工不良を認めず、そのお客様は泣き寝入りでした。
大手メーカーでも起こる施工不良なのですから技術を要求される塗料だという事はお分かり頂けると思います。
このようにアステックペイントの塗料に問題…というより、施工する業者に問題があるという事になります。
アステックペイントで実際に起こっているクレーム
弊社では、今のところないのですが、私たちは全国の優良塗装店とのネットワークが持っています。 その中で、他の業者さんからきいた話ですと、アステックペイントを使った現場では、約2年くらいでチョーキング(塗膜劣化)が起こっているようです。弊社の持つネットワークの塗装店さんは、工事をしっかりやっている業者が多いので、塗料自体の問題がありそうな気がします。
業者選びは慎重に。
塗料選びも大事ですが、業者選びも慎重に。
せっかく高い塗料を使っても施工不良では全く意味がありませんから。
弊社では1件も施工不良はございません。
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